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一覧へeco-caféニュースレターvol.3

ニュースレター投稿日時2016.11.09 11:12

やさしくなれるもの

図1

 

  ↑ クレイアート教室(左奥が新井先生)

 

クレイアート教室

            新井和枝先生 

クレイアート教室をはじめて約40年。クレイアート以外に樹脂アートも行い、文化祭等で出展している。現在、自宅で週4日、カルチャー教室を開催。平成26年からミントでも教室を開催している。

 

クレイアートを始めたのは、子どもが小学生に上がり時間に余裕ができた頃。元々、子どもの頃から手芸は好きで、高校生で刺繍の賞を取ったこともあった。手芸で何かしたいと思い2年間勉強して資格を取った。

 クレーアートは樹脂粘土に油絵の具を練り込み、本物の花や木を真似て作る。花を作るには、花びらを一枚一枚作り、それを貼付けるのでかなり根気がいる作業。限りなく本物に近い作品ができた時が一番うれしい。また、外出した時は作品に活かせる花を観察したり、お風呂や料理の中であっても想像したり、することが楽しい。実際、一度もやめようと思ったことがないし、これは私の生き甲斐。

カルチャー教室のきっかけは、近所の人に教えてほしいと言われたことから始まった。後に、文化祭の出展や口コミの広がりで40年間で大勢の生徒が来てくれた。生徒の皆さんは様々な立場の人がいて、自分の知らない世界を教えてもらえるし、それぞれの悩みや気持ちを分かち合える場になっている。現在、夫が病気になり介護を要する状況であるが、作業しながら話をすると気持ちが晴れる。この時間があるからこそ、私は優しい気持ちになれていると思う。介護で悩んでいる方にも、ぜひ、このような機会を利用してもらいたいと思う。

 今、ミントさんでお教室を開催できるのも、これも高畑さんという素晴らしい人と出会うことができたお陰だと思う。月1回のミントカルチャーに行く楽しみが増えた。

 

図2

 

↑ 7月の作品 琵琶の木