今のことを

しっかりと！

 

 

 

 

 

辻多恵子さん　　　

 

宮代町学園台在住。カフェのパッチワーク教室に参加されている。学園台での「おしゃべりサロン」のボランティアとして活躍されている。

 

今回は、辻多恵子さんにお話を伺いました。カフェの常連さんであり、パッチワーク教室にも参加されています。

 

 

【宮代の魅力】

 

パッチワーク教室の竹内先生とは以前からお知り合いでした。やってみたいと思っていたので、皆とお話をしながら楽しんで参加しています。完成した作品をカフェに飾れることも目標になります。

 

　宮代に来て40年くらいになります。以前は、転勤族でいろいろな場所を回っていました。宮代は自然が多くて、住み心地が良いですね。

 

【大切なボランティア活動】

 

学園台で月に2回行っている、「おしゃべりサロン」にボランティアとして活動しています。地域では高齢化が進み、単身生活になってしまい、引きこもりがちになっている方が増えています。そのような方たちに外に出る機会、人と関わりつながる機会を提供したいと誘われたのがきっかけで、立ち上げ当時から協力させてもらっており、5年目になります。

 

ボランティアは、20名程度います。食事、受付、会場のおもてなしなど役割分担があり、私は会場でのおもてなしを担当しています。音楽を聴いて、美味しいお食事をして、皆さんとお話をして、自分にもよい時間となっています。女性の参加者が多いですが、男性もいらしてくれます。来た方たちに「楽しかった」「美味しかった」と言われると、やりがいや喜びを感じます。一人でも喜んでもらえる人がいればうれしいので、自分からお誘いすることもあります。つながりが少しずつでも広がってほしいと思っています。

 

【子育ての時期、今の時期】

 

子供は3人います。子育ての時期は毎日忙しく、全力を注いでいました。宮代町は、学校給食ではなくお弁当持参の頃でしたので、結果的に10年以上毎日お弁当を作っていたことになります。子育ては、人間を作ってあげることだと思います。人は皆それぞれなのだから、言うべきことや必要なことは言うけれど、他人のことや必要のないことは言わなくてよいと思っています。それは、自分では普通のことだと考えています。話をしても、怒っても、伝わらないことはあります。今でも、人は皆それぞれだと気にしないようにして、受け流すことを意識しています。

 

　子育てがひと段落して、自分の時間が出来てからは、友人たちと旅行やお茶をして過ごしています。夫は、自分の好きなことをしており、自分も好きなこと、楽しいことをやろうと思いました。金婚式を迎え、子供たちが祝ってくれたことは、とてもうれしかったことです。健康に気を付けて、子供たちに迷惑をかけないようにしていきたいです。今は、友人とお話をしながら、毎日30分程度の散歩をしています。そして、パッチワークとボランティア活動を大切にして、手広くやらず、今のことをしっかりやっていきたいと思っています。