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一覧へeco-café M I N Tニュースレターvol.9

ニュースレター投稿日時2017.02.10 11:10

何事も、

興味・関心!

 

 

山崎勝美さん

 

図1

↑カフェで取材した時の様子

日本100名山を13年で制覇。今は、写真を撮り、景色を楽しみながら登山をしている。

撮った写真は、全日本山岳写真展で14年連続出展されている。

 

今回は、カフェの常連さんである山崎さんにお話を伺いました。フォトもくれん写真展の際に作品を提供していただいたことがきっかけで、つながりが出来た方です。

 

【セカンドライフのきっかけは・・・】

 現役時代は、自動車製造メーカー等で行われる工作機械・精密機械の一部の省力機器メーカーで営業を担当、67歳で引退しました。引退後は好きなことを自由にできると思っていたが、いざ自由になるといつでも出来るという意識が働き、3ヶ月もの間だらだらの毎日でした。そんな折り、助け合い活動に参加していた妻に話したら、「有償ボランティアに参加しては」とのことになり、妻の紹介で早速面接、登録しました。そして国交省認定の講習を修了。しかし不安もあり、関係する講習・実習を受けてスタートし、今日まで依頼者様の送迎、通院、介助などで6年目に入ります。

【興味・関心のあることは・・・】

 ライフワークである登山は、30代後半から始めました。仕事で忙しいながらも、休みがあれば山に行っていました。当時は関東100名山制覇を目指していました。そんな時、妻から近所にも登山が好きな人たちがいるという情報を得て、みんなで登山する機会が出来ました。そこで、みんなで日本100名山を制覇しようという目標を作り、そして13年をかけて日本100名山制覇を実現しました。そのうちの半分近くは、妻と登頂しています。その中でも世界的に有名な登山家・重広恒夫さんが、日本100名山の100座目を当時最速の123日で富士山にて達成、その記念の時、我ら9名の仲間も一緒に登ったのが忘れられない思い出です(ちなみに、その日は奥さんの誕生日だったそうです。一緒に登った奥さんには素敵なプレゼントになったでしょうね)。登山時は、20キロ以上の荷物を背負っており、厳しい道のりでしんどい時は、本当に「こんちくしょう!」と思いながら登っています。休憩すると気持ちがスカッとしてまた登る。これを繰り返して登頂を目指します。そして、登頂した時はやはり最高の達成感があります。

【写真の魅力も教えてください】

 仲間と登山をしながら写真を撮る機会があったのですが、当時、自分は子供の成長記録を撮るために買ったカメラを使っていました。しかし、仲間は一眼レフのカメラを持っていて、写真の出来栄えを見た時に、「同じものを撮ってもこれほど違うものか」という一眼レフカメラの美しさに驚き、のめりこんでいきました。そして、全日本山岳写真展に応募したところ、出展されることになりました。応募してから毎年当選し、今回で14年連続になります。徐々にプレッシャーも感じますが、次はどうしようかと考えるモチベーションにもなっています。

【これからの楽しみは・・・】

 日本100山制覇を目指していた時は、とにかく登頂を目標としていたため、景色を楽しめていない山もありました。今は、登頂しなくても、「写真を撮りながら、景色を楽しみ、山を楽しむために登る」という登山の楽しみ方が変わっています。妻には心配されているが、改めて行ってみたい山もあります。