毎日、
レベルアップ!
関清子さん
2年半前より、白岡市から宮代町に越してくる。「きーちゃん」の名称でMINTのカフェでは数回のギターライブを開催してもらっている。ご自身でも、白岡市にて「Caffe ムジカ」の営業を行っている。
今回は、関清子さんにお話を伺いました。「きーちゃん60の手習い、愛を語る。」と題してMINTでのギターライブを開催してもらっており、毎回たくさんのお客様が来店されています。
【ギターとの出会い】
医師の日野原重明さんが、「70歳からでも何かにチャレンジすることは良い」と言っていたことを知り、60歳からカラオケを習うことにしました。カラオケは誰かの伴奏や機材が必要ですが、ギターが弾ければ、自分でどこでも演奏しながら歌うことが出来ると思い、ギター教室へ通うことにしました。
【60の手習い】
ギターをやり始めて8年になります。最初は、指が動きませんでした。私から先生に、「3年後に上野公園で路上ライブすることを目標に頑張ります」と言い、練習に励みました。レッスンは週に1回でしたが、それ以外でも、腱鞘炎になるくらい毎日3、4時間はギターの練習を行いました。毎日必ず少しでもギターに触るようにしていたので、どこに行くにもギターを持っていきました。上野公園での路上ライブは実現していませんが、習い始めて3年後には、自宅に友人を招いてホームコンサートを行うことが出来るようになりました。その他、人のつながりで、宮代、大宮、軽井沢、などでライブをやったこともあります。
白岡市の喫茶店「Caffe ムジカ」は、宮代に引っ越しをした際、空いた家を使ってお店を開くことにしました。開店して約2年になり、常連さんもいてくれます。そこでも演奏することがあります。ギター教室の先生にもライブをしてもらうことがありました。先日は、MINTのカフェでのライブをきっかけに、演奏の依頼が来たこともありました。ライブをすると、お客さんの中に、「自分も頑張ろう」と思ってくれる人がいてくれるようで、それはとてもうれしいことです。
【成長すること】
「音が取れた」という瞬間は、自分がレベルアップした実感を得られてうれしいです。友人に聞いてもらっているときの反応が、回数を追うごとに変わっていく感覚も、レベルアップを感じられて楽しいです。
いくつになっても、レベルアップはするものだと思います。早くから始めていない分、これからまだまだレベルアップできる伸びしろがあるのは楽しみです。最近は、ライブを楽しめるようになってきています。これからも、元気に楽しく生きていくこと、昨日よりも今日の自分が少しでもレベルアップしていることを大事にしたいです。