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一覧へMINT通信 vo.27 2020年1月号

ニュースレター投稿日時2019.12.21 12:19


地域のMINTファミリー紹介

27

 

 

戸井泉さん  『意図をくみ取る』

 

(ご紹介)

現在、日本工業大学院2年。建築学科小川研究室に所属。MINTでは、カフェの掲示板を作成してもらった。

 

 

今回は、日本工業大学院生の戸井泉さんにお話を伺いました。大学の建築学科、小川研究室の歴代の学生さんたちには小川先生とともにカフェの空間を継続して作って頂いています。戸井さんには、カフェでより良く情報発信ができる掲示板を作って頂きました。

 

【小川研究室での学び】

大学4年から小川研究室に所属しました。小川研究室は、設計や計画だけで終わるのではなく、実際に物を作り、使ってもらうことができる喜びを実感できるところが魅力の一つだと思います。施主の方たちの意図を組んでどのように作成していくか、先生と相談しながら自分たちで考えて意図をもって動く必要があり、勉強になっています。

いくつかのプロジェクトが同時進行で動いている時は大変ですが、自分一人で全てを進めていくことはできないので、一人で抱え込まないようにする大切さも学んでいます。その視点を持てるようになってくると、先輩たちはいつも先を予測して、準備してくれていたこと、段取りを組んでくれていたことに気づき、改めてすごさを感じます。

小川先生は、「建築」を作ることだけに留めない世界観を作れる人だと思います。きれいに作るだけでなく、普通なものが違ったものになるような広い視野を持っているところに惹かれます。

 

【MINTとの関わりと学び】

初めてカフェを見たときには、単純にきれいな場所だなと思いました。しかし、家具などの1つ1つにそれぞれストーリーがあるのだと知り、関心が高まっていきました。

カフェのプロジェクトへ参加し始めた頃は、先輩たちがいたので、皆がスムーズに動けるようにサポートすることを意識していました。自分が中心となり動くようになってからは、全体のバランスを見て手順や連携について考えて動くことの大切さを学び、世代が変わると立場が変わることを知りました。さらに、自分は仕組みやシステムを考えることが好きなのだと改めて感じるきっかけにもなりました。

 

【これから】

設計者と職人との間をつなぐ仕事をしていく予定です。設計者がイメージした意図をくみ取って、実際に作成する職人の方たちがより良く仕事ができるような関わりが出来る人材になりたいと思っています。

後輩たちには、言われたことをそのままやるのではなく意図をくみ取ること、これまでの流れを知ることを考えてアイデアを出してほしいと思います。伝統を守るために現状を維持するのではなく、現在の『大きな流れ』を読んだ上で積極的に作ることが大切だと思います。