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一覧へMINT通信 vo.38 2021年3月号

ニュースレター投稿日時2021.03.02 14:33

地域のMINTファミリー紹介

図

鷺谷由紀夫さん  

      『できる時に できる事を』

 

(ご紹介)

宮代町在住。(一社)日本スポーツウエルネス吹矢協会埼玉宮代支部長の他、レクリエーション協会副会長等々様々な分野で活躍している。

 

 

今回は、鷺谷由記夫さんにお話を伺いました。スポーツウエルネス吹矢の進修館での定期吹矢教室で、MINTを利用しているメンバーもご指導いただいている他、MINTの事業にもご協力いただき、お世話になっています。

 

【スポーツウエルネス吹矢】

 出会いは11年前の町民体育祭のソフトボール場での「吹矢体験会」です。

 まず、挑戦しましたが、真ん中に命中できず残念な結果でした。「無念の吹矢」が私の頭に残る。リタイア後の2013年11月の「広報に吹矢体験会」記事発見、飛び入り参加。指導者の、「すぐ上手になりそう」という甘い誘惑にくすぐられ、翌年の2014年1月に「スポーツ吹矢」宮代支部に入部し吹矢を始めました。

 2009年から実施している「じりつ/ふれんだむ」の方への吹矢教室には、私は入部2年目の2016年から参加しています。皆様とは月に2回の練習ですが、「医学的な効果、効用」も期待される腹式呼吸を身に着け、集中して吹いた矢が的に命中した瞬間の爽快感、達成感を実感していくことで、吹矢への関心や興味を持続、を目標としています。様々な仲間と一緒に繰り返し練習していく事の大切さ、自分のその日の目標にチャレンジしていくこと。楽しく、無理をしないで「吹矢」を続けることで、みなさんの「意欲」、「気力」、「体力」、そしてなによりも肝心な『心身の健康維持を目標』に継続しています。

 

【MINTとの出会い】

出会いは突然。2016年夏、MINTスタッフからの、「お願いがあるので時間を下さい」からです。「吹矢の仲間にお弁当の配達に協力して頂けませんか?」とのお話。お弁当の拡販方法などから、様々な話題が展開。打ち合わせを重ねる内に、「仕事をリタイアして、何か始めたい町民の皆様に呼びかけをしたい」と急な方向転換となり、題名『男の生き方セミナー』の開催の運びとなりました。

 私にも「活動報告と今後の抱負について」の講演の依頼が舞い込む、「なんでもやってみるが私の性分」は2016年11月、皆様の評価は気にせず宮代図書館のホールで、他4人の皆様とともにお話をさせていただきました。

 

【これから】

 吹矢の練習は(毎週2回、火曜、金曜)、ぐるる宮代の体育館や保健センター2Fで実施しています。今年は新型コロナウイルス対策により、7月に再開した練習も12月~1月末まで再中止。(年間予定の半分)。残存ながら、なす術無し。

 自粛期間中(3月~6月)は、年度末をまたぎ、総会(吹矢、レク協、OB会、等々)や、様々な行事開催の延期対応、日程調整、しかし結果すべて中止となる。翻弄されながら、あっという間に日々が過ぎていきました。

 リタイア後に向けて、仕事以外の「何か」を探してみたら如何でしょうか?地元地域で色々な活動している身近な人達が大勢いらっしゃると思います。その中で相性の良い「何か」の発見や仲間との出会いがきっとあると思います。私は、忙しい事も元気の秘訣だと思っています。

 コロナ終息を願うばかりです。