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一覧へMINT通信 vo.39 2021年4月号

ニュースレター投稿日時2021.03.31 14:42

地域のMINTファミリー紹介

①

原口悦朗さん『自分が良いと思ったものが良い』

(ご紹介)

宮代町在住。「フォトもくれん」のメンバーとして活動。町立図書館やMINTのカフェなどで、展示会も行っている。

今回は、原口悦朗さんにお話を伺いました。現在、カフェの展示スペースで「いちおしショット!」と題して、フォトもくれんのメンバーの方の写真の展示を行っております。

【たまらない瞬間】

 趣味の写真歴は46年になります。きっかけは、子供の写真を撮ることからでした。徐々にはまっていき、街中をモノクロでスナップ写真撮影することが好きになりました。しかし、肖像権が社会的問題となり、街中スナップ撮影が困難でネイチャー風景写真に撮影対象を変更していきました。

 写真を撮り、フィルム現像し、引き伸ばし、焼き付けまでやります。家で現像できる機械もあります。現像して、出来上がりが見えてくる瞬間がたまらないですね。

 同じ場所で撮っても、人によって構図が違います。出来上がる写真には個性があります。他人が見て、評価されたらうれしいですが、評価されるために撮るわけではないと思っています。自分が良いと思ったものを撮ることが大切なのだと思います。

 

【限られた時間の中で】

 40代からは、写真だけでなく磯釣りもやっていました。夜中に高速を使い、三浦半島まで行ったことや、伊豆から船に乗り、島に行って釣ることもありました。引きがあった瞬間を狙い、当たった時はやはり楽しいものです。釣れた魚は、自分でさばいてつまみにしていました。

 仕事が現役の頃は、休みが限られていたので、趣味の時間への力の入り方が違いました。今は、自然体で取り組んでいながらも、奥深く出来るという楽しみがあります。リタイア前からやっている趣味のほうが、継続できるのではないかと思います。

 

【これからも】

 今は、毎日散歩していますが、その際には、いつもリュックにカメラ1台を入れています。いいなと思うものがあれば、撮るようにしています。

 カフェから展示会の依頼があった時は良かったと思いました。自分で撮った写真を飾りたい、発表の機会があまりない、どうにか発表したいと思っている人たちはたくさんいます。場を設けてもらって感謝しています。

 フォトもくれんも10年くらいになります。仲間で集まって次のテーマを考えると、同じ趣味の集まりですが、皆感性が違っていろいろな意見が出てきます。この仲間たちと、今のような感じで続けていければ良いと思っています。