じりつはさまざまな活動・サービスを通して
障がいをお持ちの方の生活を支援しています


一覧へMINT通信 vo.44 2021年9月号

MINT通信投稿日時2022.03.23 14:50

MINT通信 vo.44 2021年9月号

 

地域のMINTファミリー紹介

 

藍場弘充さん  『魅力的な人たちの集まり』

日本工業大学院、建築学科を卒業。現在は、株式会社山下PMCに勤務。在学中にカフェの家具等の製作を行ってもらった。

 

 

 今回は、藍場弘充さんにお話を伺いました。藍場さんは、日本工業大学院、建築学科、小川研究室の卒業生です。カフェの家具製作やその後のメンテナンスなどを在学中に行っていただきました。カフェ開店当初を支えてくださった方々の一人です。

 

【MINTのこと】

 MINTと関わるきっかけは、小川研究室の先輩から話を聞いたところからでした。当時MINTの担当をしていた先輩から背景を聞き、モチベーションが上がったのを覚えています。

 カフェの家具は、研究室内でデザインのコンペを行いました。製作するにあたり、学校のインテリアデザインラボを使用しました。そこでは、自由に活動することができますが、ラボにいる先生に自分が何をしたいのか、目的をしっかりと伝える必要があります。そのやり取りを通して、製作をする機会を認めてもらうという経験もしました。

 カフェが出来て、お店の写真を撮った時には「いい店舗だな、成功したんだろうな」と思いました。来店したお客さんがゆっくり過ごしてくれるのかなという想いもありました。

 先輩が卒業して、自分が担当になったことで、スタッフの方たちとよりコミュニケーションを取っていくことになりました。より深くMINTと関わることになり、思い入れは強くなりました。

 

【自分のこと】

 小川研究室は、魅力的な人が集まっている研究室です。そんな先輩たちと一緒に何かやりたいと思い、希望しました。小川先生が、学生たちが持つそれぞれの魅力を発揮できる環境づくりをしてくれているのだと思います。

 今の職場では、自分が思っていたよりもやりたいことをやれていると思います。しっかりとスキルアップをして、自分を指名してもらい仕事が出来るようになりたいです。また、これまでのつながりの人たちと一緒に仕事が出来たら楽しいだろうな、いつかできるといいなと思っています。

 

【後輩のこと】

 学生時代から地域とつながり、関わることができる経験はなかなかできないので、とても貴重だと思います。ですので、後輩たちがMINTとつながっているのはうれしいです。

 先輩たちが残したものから何かを生み出すこと、全体よりも一部を考えることは、始まる時とは違う大変さがあるかもしれない。引き継ぐことの難しさを感じて、後輩たちが困っていたこともあったのかなと思うこともあります。

 前の世代を気にせず、直感でぶつかっていくこと。そこから足りないことを調べていき、意見を出していけるようになってもらえたらうれしいですね。