MINT通信 vo.46 2021年11月号
地域のMINTファミリー紹介
渡邉沙也加さん 『誰もが輝くお手伝い』
杉戸町在住。「むにあお」を立ち上げ、インスタグラム(#むにあお)上で自作のパワーストーンアクセサリーを販売している。
今回は、渡邉沙也加さんにお話を伺いました。カフェのレンタルボックスを利用されている方で、「むにあお」というブランドで自作のパワーストーンアクセサリーの販売を行っておられます。
【地元を離れて】
出身は福島県富岡町です。中学校の卒業式を終えて間もなく、東日本大震災が起きました。親戚が埼玉県にいたので、引っ越してきました。その後、県内をいくつか移り、今は杉戸町で暮らしています。
その間、いろいろな人に出会って親切にしてもらいました。人との縁を感じました。地元に戻れない悲しさはありますが、「その分頑張らないと」という気持ちにもなっています。
【パワーストーンアクセサリー】
中学生の頃に母から天然石について教えてもらったのがきっかけでした。当時、自分もお守りとして持っていました。
自分がそうであったように、誰かの力になれるように、お守りとして自分で作ってみようと思い、3年前くらいからやり始めました。初めは、作ったものを知り合いに差し上げていましたが、「無料でもらうのが申し訳ない」と言われたり、お返しを頂いてかえって自分も申し訳ない気持ちになることもあり、販売という形をとってみようと考えました。
知り合いに教えてもらいながら、インターネット上での販売を始めていきました。その中で、ただ売るためだけに作っているのではなく、意味を持って活動をしている人たちと出会い、自分も作っている意味を失わずにやっていきたいと思い、自分なりのブランドを考えることにしました。
「むにあお」として始めてからは、1年くらいになります。「世の中に誰一人として同じ人はいない、自分に自信を持って輝いてほしい、そのお手伝いができたら」という想いです。
作品を作る時は、世界に1つだけのデザインになるよう心掛けています。その時々でイメージを膨らませて、数日間かけて複数の作品を仕上げていくことが多いです。
【つながりを大切に】
少しでも「自分の作品を見てもらえたら」と思い、置いてもらえる場所を探していた時に、MINTのことを教えてもらいました。レンタルボックスを利用するのは初めてでしたが、親切に教えていただきました。また、最近ではマンデーマルシェへの出店もしました。人とのつながりからこのような活動の広がりを見せています。
今はこの先の展望があるわけではないですが、きっかけがあれば、いろいろチャレンジしていきたいですし、そのチャンスを逃さないようにつながりを大切にしていきたいと思っています。