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一覧へMINT通信 vol.34 2020年11月号

ニュースレター投稿日時2020.10.31 14:03

地域のMINTファミリー紹介

 

①

 

 

鈴木理嘉さん  『好き、楽しい、を見つける』

 

(ご紹介)

久喜市在住。「フォークソング同好会」で知り合った人達とバンドを組み、高齢者施設等への定期的な演奏会を実施している。

 

 

今回は、カフェの定期イベントである「弾き歌い倶楽部」に参加されている、愛称「りかさん」にお話を伺いました。現在は休止していますが、MINTを利用しているメンバーも参加したいという希望がある人気のイベントです。

 

【ギターの魅力】

 子育ても終わり、何か始めようと思って広報を見ていたところ、社交ダンスの案内があり、始めることにしました。3~4年続けていた頃に、フォークソングを皆で歌っている団体を見かけました。気になり調べたところ、「フォークソング同好会」として活動していたことを知り、入ることにしました。

 そこで知り合った人達5~6人でバンドを組むことになりました。週に一回の合同練習を行い、高齢者施設などへ演奏会に行っています。定期的な開催で、皆さんも喜んでくれているようです。

 兄の影響で、高校からギターを演奏していましたが、子育てをしている間はやっていませんでした。久しぶりでしたが、基本的なことは出来たので、それから自己流ではありますが練習しています。仕事があるので、平日は夜になりますが、毎日ギターをさわるように心がけています。

歌が好きで、自分が「いいなぁ」と思う曲はジャンルを問わず何でも好きです。ギターが出来ると、一人でその場で曲を弾きながら歌えるという良さがありますね。

 

【好きな歌を歌える楽しみ】

 「フォークソング同好会」で知り合った人に「弾き歌い倶楽部」のことを教えてもらいました。最初は緊張していたので、仲間と二人で行きましたが、徐々に一人でも行くようになっていきました。

 カフェが障がいを持つ人たちの働く場であるということは後から知りました。かわいいものも置いてあり、明るい感じがします。

 「弾き歌い倶楽部」は、参加する皆さんそれぞれが、ジャンルを問わずに好きな歌を歌える楽しみがあります。子供たちに動画を見せたら、「すごい」と言っていました。子育てをしていた時期は、ギターをさわることもなかったので、驚いたようです。

 

【新たな楽しみ方の発見】

 新型コロナウイルス対策の自粛期間中は、演奏会もできなかったため、仕事の時以外は家で過ごしていました。

 お酒を飲むのが好きで、これまでは決まって行く場所がありました。そこに行けば、約束をしていなくても知り合いの誰かに会えるような場所で、お気に入りのお店でしたが、今回のことでの影響もあってか、なくなってしまいました。そういう場所はなかなか見つからないのでとても残念です。今は、おつまみを作り、家で飲むことにしています。新しい楽しみ方を見つけて日々を過ごしています。