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一覧へMINT通信 vol.35 2020年12月号

ニュースレター投稿日時2020.12.12 15:08

地域のMINTファミリー紹介

 

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蓮見雪絵さん  『人とつながっていく縁』

 

(ご紹介)

白岡市在住。「ポーセラーツ」教室を自宅で開講、地域のイベントにも参加し活躍している。他にも、レジュアクセサリーやハーバリウム等の教室も行っている。

 

 

今回は、蓮見雪絵さんにお話を伺いました。「ポーセラーツ」を通して、MINTとつながった方です。「ポーセラーツ」は、白陶器に好きな色や模様の転写紙を貼り、オリジナルの食器などを作るハンドクラフトです。

 

【MINTとのつながり】

ポーセラーツを多くの人に知ってもらいたいと思い、販売ではなく、周知を目的としてカフェのレンタルボックスを利用しました。作品を置くだけでよいと思っていたのですが、ある時、購入したいという人がいてくださいました。価値を認めてもらえたことがうれしかったですね。その後、MINTマーケット(カフェ店内でのフリーマーケット企画)への参加やカフェでのカルチャー教室開催などつながりが増えていきました。

 

【ポーセラーツを通して】

私がポーセラーツに出会う前、お客さんから教室に参加して習っているというお話がありました。インターネットで私も調べており、ちょうど申し込んでみようと思っていた時でしたので、その教室を紹介してもらい参加しました。元来描いたり塗ったりすることが好きなので、「これはハマる!」と思いました。興味を持ったら動く性格なので、すぐに講座を申し込んで始めました。

魅力はたくさんあります。一つは、子供から大人まで出来て楽しめることです。ハサミを使って転写紙の切り取りが出来れば誰でもできます。そして、質の高いオリジナルのものが作れるので、プレゼントで喜ばれます。さらに、子供は自分が作ったという嬉しさから、普段食べない野菜も食べることがあるそうで、食育にもなります。高齢者へ向けても、頭の運動にもなるようです。

現在、自宅で教室を開いています。対面レッスンを基盤として、アットホームな雰囲気でやりたいという想いでやっています。ひと時でも、仕事や家庭から離れることができる、いつもと違う空間を大事にしたいと考えています。生徒さんからは、「自然が多いこの場所がいい」「作っているこの空間や時間が楽しい」と言ってもらえています。

色々な人と関わって知り合いになっていく過程が好きなので、ポーセラーツや他のツールを通して、この感じを大事にしたいという想いがありますね。

 

【これから】

自宅での教室をメインとしながら、イベントがあった時に参加するというのが自分にとって良いペースかなと思っています。新型コロナウイルス対策の影響で一時期はなかったですが、徐々にワークショップの依頼も来ているので参加していきたいです。

今は、自宅の教室スペースを貸し出して、他の方に教室が開催できる機会の提供もしています。ステンドグラス教室などを実施したこともあり、自分も体験できて新たな楽しみが増えています。

細く長くやっていると何かあるものだと思っています。人から人へつないでもらった縁を大事にして、これからもやっていきたいですね。