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一覧へMINT通信 Vol.29 2020年3月号

ニュースレター投稿日時2020.02.28 11:45

地域のMINTファミリー紹介

 

図1

 

畑屋真知子さん  

 

『使ってもらえる喜び』

 

(ご紹介)

宮代町在住。現在、自宅でパッチ―ワーク教室を月2回開催している。MINTでは、MINTマーケットでの出店にご協力いただいている。

 

 

今回は、MINTマーケット(カフェ店内を数ブースに分けて行う一日商品販売会)に出店していただいている畑屋さんにお話を伺いました。

 

MINTとつながるきっかけ

 カフェのレンタルボックスを借りたいと思い、連絡したのがきっかけでした。その時すでにボックスがいっぱいになっていたため待っていたのですが、私以外にもそういう方がいたようで、それならば「一日販売会を店内でやってみよう」ということで参加することになりました。それ以来、MINTマーケット開催の際には出店しています。今度は、カルチャー教室の一日体験版「MINTマルシェ」という企画もあるとのことで楽しみにしています。

 

パッチワークの魅力

 パッチワークは、やり始めて30年以上になると思います。小学生の頃にかぎ針編みを習いました。その頃から手芸がずっと好きで、大人になってからは通信教育でパッチワークを習いました。しかし、一人だけでやるのではなく、教わるなどして実際にやってみないとわからないと思い、パッチ―ワーク教室に通うことにしました。10年以上通っていたと思います。それと並行して手芸店で勤めていた時には、生地を買いに来たお客さんに店頭で教えたりすることもしていました。

 作る時に、型はあるけれども自分なりにアレンジして考える楽しさ、出来上がった時の達成感、出来たものを評価してもらえる喜びなどは私が感じるパッチ―ワークの魅力です。

 一日中やっていても飽きないですし、満足するというところにはまだ行かないですね。もうちょっと向上したいと常に思って、毎日針を持つようにしています。

 

使ってもらうこと

 作ったものは商品として販売していますが、売りたいというよりも、自分が大切に作ったものを「良い」と思って使ってもらえることが何よりうれしいです。

 自宅での教室は月2回で開催しており、10年以上になります。生徒さんには自分が作りたいものを作ってもらうようにしています。自分が欲しいと思って作ったものは大切に使ってくれるので、自分のペースで仕上げてもらうよう心がけています。にぎやかな雰囲気の中、皆でやることの楽しさを感じます。「ここに来るとホッとする」と言ってくれる、うれしい瞬間もありますね。