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一覧へMINT通信 Vol.31 2020年8月号

ニュースレター投稿日時2020.07.30 14:27

地域の

MINTファミリー紹介

無題 ①

 

 五月女隆子さん  『今やっていること全部が楽しみ』

 

(ご紹介)

宮代町在住。(一社)日本スポーツウエルネス吹矢協会埼玉宮代支部の指導員として活躍している。

 

今回は、五月女隆子さんにお話を伺いました。スポーツウエルネス吹矢の練習会で、MINTを利用しているメンバーもご指導いただいており、お世話になっています。

 

【スポーツウエルネス吹矢】

スポーツウエルネス吹矢は、友人に声をかけてもらって体験会に参加したのが出会いのきっかけでした。個人競技で失敗しても自分の責任で済むので、周りの人に迷惑をかける心配もなく気楽に取り組めると思いました。健康のためにも良いですね。始めてから、15年くらいになります。

性別、年齢関係なく、障がいを持つ方も誰でもできるところが魅力の一つだと思います。現在は、ぐるる宮代や保健センターなどで活動しています。埼玉宮代支部の指導員は7~8名です。上手くなるためには練習をするしかないですが、参加してくれた方には好きに楽しくやってもらいたいと思っています。体験はいつでも大歓迎です。

 

【メンバーとの関わり】

初めは、障がいとは何かわからないところからスタートしたので、障がいをもつ方とどう接すればよいかと思っていました。とにかく、普通にお話しして、付き合うことで学んできました。皆さん素直な方たちであることが分かりました。今は、あえて知らない状態からお話ししていくほうがフラットに関われるので、良いのかもしれないと思っています。どんな方なのか楽しみにもなります。

参加してくれる方たちの中には、就労していく方もいて、練習会に来なくなってしまうので、さみしさもあります。でも、街中で声をかけてくれた方がいたことがあり、私を覚えていてくれたのだと思い、それは嬉しい瞬間でした。

 

【自分が出来ることをやる】

自分に出来ることをやるという気持ちで毎日過ごしています。スポーツウエルネス吹矢の他にも、畑仕事をしたり、友人の手伝いをしたり、忙しい日々です。これらのおかげか、一日のスケジュールがしっかり埋まっています。

新型コロナウイルス対策の自粛期間は外に出られず、普段の動きが出来なくなりましたが、やれることをやろうと思いました。畑仕事や書類整理に集中して、いつもとは違うことに取り組めました。もっと時間が出来たら、色々やれたと思ったくらいです。

徐々に日常が戻ってきて、忙しい日々に変わりはありませんが、今やっていること全部が楽しみになっている気がします。これからも、自分が出来ることをやり続けていきたいと思います。